テトラポット技術ブログ「TetLab」

社会人3年目エンジニアのブログ。趣味での開発や仕事で得た知見などを書いて行こうと思います。

GCP歴1年の僕がGoogle Cloud Certified - Professional Cloud Architectに合格した話

こんなタイトルならウケるかなぁと思ってタイトルつけました笑

GCPの認定資格であるProfessional Cloud Architectの試験を受けたので、その雑記です。

cloud.google.com

受験する人の役に立てばいいかなぁと思います。

自分のデータ

  • 社会人2年目
  • GCP歴は1年ほど
  • 仕事では主にGCPを使っていてます
    • 主に使っているのはCompute Engine

試験勉強について

勉強期間は1ヶ月ほどで、1日1~2時間くらい勉強していました。

やったこと

主にやったことは以下です。

  • 模擬試験受けた
  • 他の人の合格体験記を読んだ
  • GCPの本読んだ
  • ドキュメントを読んだ
  • ケーススタディを読んだ
  • 会社で行われたGKEのハンズオンへ参加
  • Qwiklabsでいくつかのクエストをする

模擬試験受けた

Professional Cloud Architectの試験は、無料で何度でも模擬試験を受けることができることができます。

cloud.google.com

僕は合計で3回受験しました。

1度目は資格を取ると決めてすぐにどんな問題かを確認するために受けました。

その時の正答率はだいたい40%くらい。だいたいどんな問題が出るかの雰囲気を確認しました。

その後、勉強してから2度目を受験。

この時の正答率は70%くらい。

模擬試験には回答は出てきますが、解説はないので、下記の解説を読みながらなぜこの答えになるのかを考えながら答え合わせをしました。

(ちなみに若干問題が古くて今は別の名前になってるサービスとかもあるので、全問正解はキツそうです)

qiita.com

3回目は受験の前日くらいに、準備万端かどうかを確認するために受けました。

他の人の合格体験記を読んだ

GCPの資格試験はAWSの資格試験などよりも情報が少ないので、他の人の合格体験記が役に経ちました。

勉強法を参考にしたり、役に立ったドキュメントなどのピックアップをしました。

GCP Professional Cloud Architect」などで検索すると出てきます

GCPの本読んだ

Google Cloud Platform エンタープライズ設計ガイド

こちらの本を読みました

読みやすくてGCPの様々なサービスの概要をつかむのには非常にいい本だと思います。

最後のユースケースも試験に出てくるケーススタディに近い物もありぜひ試験を受けるのであれば読んだ方がいいよ思います。

ざっと1回読んで、わからなかった所を重点的に読み返すなどしていました。

公式ドキュメントを読んだ

この試験の最強の参考書が公式ドキュメントです。

cloud.google.com

各サービスについて一通り読んでいて損することはないです。

サービスの概要とかコンセプトとか。

特にストレージは色々種類があるので、このストレージサービスは何が得意かなどは絶対に知っておいた方がいいです。

Choosing a Storage Option  |  Google Cloud

あとはソリューション的な記事も読みました。 主に以下の記事。

PCI Data Security Standard compliance  |  Architectures  |  Google Cloud

一般データ保護規制(GDPR) - コンプライアンス  |  Google Cloud

高可用性構成の概要  |  Cloud SQL ドキュメント  |  Google Cloud

Disaster Recovery Planning Guide  |  Architectures  |  Google Cloud

相互接続タイプの選択  |  相互接続  |  Google Cloud

本やドキュメントを読んで学んだことは、boostnoteを使ってまとめました。Markdownでかけるので楽です。

ケーススタディを読んだ

試験ではケーススタディとして、架空の会社の事例が出てきます。

試験のページには4つの事例が載ってますが、この中から3つが出てきます。

試験中もケーススタディの文章は読めますが、ある程度読んで頭に入れておくと試験もスムーズに進められます。

こちらのURLはケーススタディの1つです。

cloud.google.com

会社で行われたGKEのハンズオンへの参加

Kubernetesに興味があったので受講しました。

Kubernetesの知識が全然なかったので、入門するにはちょうどよかったです。

ちなみに、Qwiklabを使ったハンズオンでしたので、コンテンツはQwiklabを使って体験することもできます。

www.qwiklabs.com

Qwiklabsでいくつかのクエストをする

上のGKEのハンズオンの際にQwiklabのクレジットを少しもらったので、気になる物をいくつか受けました。

GCPの基礎やインフラの構築など、ドキュメントで読んだだけではよくわからない所を実際に手を動かすことで勉強しました。

こんな感じのクエストをしました。

www.qwiklabs.com

google.qwiklabs.com

google.qwiklabs.com

試験までのスケジュール

だいたいこんな感じでした

  • 試験4週間前くらい
    • 模試1回目
    • GCPの本を読む
    • GKEハンズオン
    • 合格体験記読む
  • 試験3~2週間前
    • QwikLabsのクエストを受ける
    • GCPのサービスのドキュメント読む
    • 模擬試験2回目
  • 試験1週間前
    • GCPのソリューションのドキュメントを読む
    • 本やドキュメントで各サービスの違いをまとめる
    • ケーススタディを読む
  • 試験直前
    • 模擬試験3回目
    • まとめを元に振り返る

試験について

試験当日

秋葉原のテストセンターで受けましたが、Appleのマップアプリで出てきた場所と違っていて少し迷いました。

試験時間は2時間で問題数は50問。

4つの選択肢から回答を選択する方式(たまに2つ選択などもあり)

初めての資格試験だったので結構緊張していましたが直前は自作のまとめノートを読んで試験に備えました。

試験の感想

結構ちゃんと勉強したので、何書いてるかわからない問題というのはほとんどありませんでした。

しかし、模試よりも結構ひねった問題が多かったです。

一度読んで、これが答えだとすぐわかる問題は数問で、残りは自信がないけどこれが正解かなとか、ありえない選択肢を引いてこれが答えかなという問題がほとんどでした。

感覚ですがGKEの問題が結構多くて、ハンズオンやクエストをしておいてよかったと感じてます。

さらに、GCPのベストプラクティスを求める問題も多く、ソリューション系のドキュメントも読んでいてよかったと感じました。

後は、オンプレからの移行方法などについての問題もあるので、整理しておくといいと思います。

結果

試験を提出すると、すぐに結果が出てきます。

絶対に正解しているという自信のある問題が少なかったので、落ちてるかもなぁと思いながら提出しましたが、結果は「合格」でした。

1度で合格することができてよかったです。

今回は会社からバウチャーコードをもらったのでお金の問題はありませんでしたが、通常は受験料が1回200ドルなので落ちると結構辛かったかな思います

合格するとどうなるの?

証明書が届く

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こんな感じの証明書が届きます。 ブロックチェーン技術で管理されてるので凄そう

グッズがもらえる

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こんな感じのグッズの内1つがもらえます。 パーカーにするかトレーナーにするか迷い中...

最後に

こんな感じで勉強したらGCP歴1年でもProfessional Cloud Architectの資格を取得することができました。

今回勉強した知識を使って、自分の担当するサービスをもっとよくしていこうと思っています。

あと、GCPのサービスを使った技術ネタをブログやQiitaにもっとアウトプットしていこうと思います! (ちゃんともっとブログ書きます。。。)